『n8n×マルチ連携』Slack・Gmail・Googleカレンダーを横断して作るAI秘書

n8n Google calendar 予定の自動作成と通知『n8n×マルチ連携』Slack・Gmail・Googleカレンダーを横断して作るAI秘書

n8nとAI(Gemini)で、Slack・Gmail・Googleカレンダーを連携させた「AI秘書システム」を構築するDX実践ガイド。複雑な業務を自動化する全6ステップを解説します。

はじめに|AI秘書(n8n×マルチ連携)があなたの業務を効率化・DX推進する理由

毎日のように届くSlackのメンション、Gmailの依頼メール、そしてGoogleカレンダーへの予定登録。これらを手動で管理することに疲れていませんか?

本記事では、ノーコードツール「n8n」を活用し、Slack・Gmail・Googleカレンダーを連携させた「AI秘書システム」の構築方法を、初心者の方でも迷わずに実装できるよう詳しく解説しています。

AI秘書システムが解決する5つの課題

課題

AI秘書による解決

導入効果手動登録時間を大幅削減

見逃し防止

SlackやGmailの依頼を確実に記録・管理

重要な連絡の取りこぼし削減

リアルタイム反映

予定が即座にGoogleカレンダーに自動登録

手動登録時間を大幅削減

作業効率化

手動での予定入力やリマインド設定が不要に

手動で行っていた作業分の時間を創出

AI活用

自然言語を解釈し、最適なスケジュール化を実現

誤入力・誤解釈を防止

チーム連携

Slackで依頼した内容を自動的に全員で共有可能

情報共有の透明性向上

実際の業務シーンでは、以下のような活用が可能です。

  1. 会議調整の自動化

「来週火曜日の15時から会議を設定して」とSlackに投稿するだけで、自動的にGoogleカレンダーに登録

  1. メール要約と通知

重要なGmailの内容をAIが要約し、Slackチャンネルに即座に通知

  1. リマインダー設定

「明日の朝9時にプレゼン資料の確認をリマインドして」と依頼すれば、適切なタイミングで通知

それでは、実際にAI秘書システムを構築していきましょう。

【第1章】n8n AI秘書システム構築に必要なツールと環境設定ガイド

この章では、AI秘書システムの構築に必要なツールの準備と、各サービスの役割について解説します。すべての準備が整っているか、ひとつずつ確認しながら進めていきましょう。

1-1. n8n/Gemini API/Slack連携に必要なツールとアカウント準備

以下のツールとアカウントを事前に準備してください。各ツールの取得方法と注意点も併せて説明します。

必要なツール

用途

準備方法・注意点

n8nアカウント

ワークフロー作成の基盤

n8n.ioから無料アカウント作成可能

Slackアカウント

メッセージの送受信

個人・チーム問わず利用可能

Slackワークスペース

AI秘書を配置する場所

管理者権限が必要

Gmailアカウント

メール送信機能

Googleアカウントがあれば利用可能

Googleカレンダー

スケジュール管理

Gmailアカウントに紐付いて自動作成

Gemini APIキー

AI処理のエンジン

Google APIから無料で取得可能※

Google OAuth 2.0認証

各種API連携

初回設定時に順次認証

※他社のAPIキー(OpenAI、Claude等)でも代替可能です

1-2. Slack/Gmail/カレンダー連携フロー|各サービスの役割と全体イメージ図

システム全体の連携フローを理解しておくことで、設定時の混乱を防げます。

 Slack/Gmail/カレンダー連携フロー各サービスの役割と全体図のイメージ

各サービスがどのように連携するかを示した全体図

連携の流れ

  1. Slack: ユーザーがAI秘書にメンションして依頼
  2. n8n: メッセージを受け取り、ワークフローを実行
  3. AI Agent(Gemini): 自然言語を解析し、適切なアクションを判断
  4. Gmail/Googleカレンダー: AIの判断に基づいて、メール送信や予定登録を実行
  5. Slack: 処理結果をユーザーに通知

1-3. n8n/Slack/Gmailの連携設定を開始する前の事前準備チェックリスト

設定を開始する前に、以下の項目をチェックしてください。

  • n8nにログインできることを確認
  • Slackワークスペースの管理者権限を持っている
  • Gmailアカウントで2段階認証を有効化している
  • Gemini API(または他のAI API)のキーを取得済み
  • 各サービスのブラウザタブを開いておく(作業効率化のため)

準備が整ったら、次章で実際のシステム構築に入ります。

第2章:n8nでAI秘書を構築する全ステップ|自動化システムの実装手順

いよいよAI秘書システムの構築を開始します。この章では、6つのステップに分けて、詳細な設定方法を解説していきます。

STEP1|n8nワークフロー全体の設計とノードの追加・接続

最初に、n8nでワークフロー全体の骨組みを作成します。このステップでは、必要なノード(機能ブロック)をすべて配置し、システムの全体像を構築します。

1-1. n8nワークスペースの準備

  1. n8nにログイン
  2. Overview画面で「Create Workflow」をクリック

n8nログイン画面のイメージ

  1. ワークフロー名を「n8n Calendar Agent」などわかりやすい名前に変更

名前変更のイメージ

1-2. 必要なノードの追加と接続

以下の順番で、8つのノードを追加していきます。

各ノードは特定の機能を持ち、連携して動作します。

  1. Slackトリガーの追加
  • 「Add first step」をクリック
  • 検索バーに「slack」と入力
  • 「Slack Trigger」を選択

Slackトリガーの追加のイメージ

  • トリガーの種類で「On bot app mention」を選択

On bot app mention選択のイメージ

  • 「Back to canvas」でキャンバスに戻る

Back to canvas選択のイメージ

  1. Edit Fieldsの追加
  • Slackトリガーノードの右側の「+」をクリック
  • 検索バーに「edit field」と入力
  • 「Edit Fields」ノードを選択
  • 「Back to canvas」でキャンバスに戻る

Edit Fieldsの追加のイメージ

  1. AI Agentの追加
  • Edit Fieldsノードの右側の「+」をクリック
  • 検索バーに「AI Agent」と入力
  • 「AI Agent」ノードを選択
  • 「Back to canvas」でキャンバスに戻る

AI Agentの追加のイメージ

  1. Chat Modelの追加
  • AI Agentノードから分岐するChat Modelの「+」をクリック
  • 検索バーに「gemini」と入力(他のAIモデルも利用可能)
  • 「Google Gemini Chat Model」を選択
  • 「Back to canvas」でキャンバスに戻る

Chat Modelの追加説明のイメージ

  1. Gmail Toolの追加
  • AI Agentノードから分岐するToolの「+」をクリック
  • 検索バーに「gmail」と入力
  • 「Gmail Tool」を選択
  • 「Back to canvas」でキャンバスに戻る

Gmail Toolの追加の説明イメージ

  1. Google Calendar Toolの追加
  • AI Agentノードから分岐するToolの「+」をクリック
  • 検索バーに「google calendar」と入力
  • 「Google Calendar Tool」を選択
  • 「Back to canvas」でキャンバスに戻る

Google Calendar Toolの追加の説明イメージ

  1. Slack送信ノードの追加
  • AI Agentノードの右側の「+」をクリック
  • 検索バーに「slack」と入力
  • 「Slack」を選択

Slack送信ノードの追加の説明イメージ

  • 「Send a message」を選択
  • 「Back to canvas」でキャンバスに戻る

Slack送信ノードの追加の説明イメージ

Slack送信ノードの追加の説明イメージ

すべてのノードが配置された完成形のワークフロー

Saveをしましょう。

Slack送信ノードの追加の説明イメージ

これで全体のフローが完成しました。

次のステップから、各ノードの詳細設定を行っていきます。

STEP2|【最重要】Slack App/Triggerの設定とn8nとの接続方法

Slack Triggerは、AI秘書がSlackのメンションを検知するための重要な設定です。

このステップは少し複雑ですが、順を追って進めれば成功するはずです。

2-1. Slack Appの作成と基本設定

  1. Slack APIにアクセスし、「Create New App」をクリック

Slack Appの作成と基本設定方法説明のイメージ

  1. 「From scratch」を選択

From scratchの選択イメージ

  1. 以下の情報を入力
  • App Name:「n8n-app」(わかりやすい名前)
  • Pick a workspace:AI秘書を配置するワークスペースを選択

情報入力方法のイメージ

  1. 「Create App」をクリック

2-2. Webhook URLの設定

  1. n8nのワークフローに戻り、Slack Trigger設定画面を開く
  2. 「Webhook URLs」に表示されているURLをコピー

Webhook URLの設定のイメージ

このURLをコピーして、Slack APIに登録します

  1. Slack APIに戻り、左メニューの「OAuth & Permissions」をクリック

Webhook URLの設定のイメージ

  1. 「Redirect URLs」セクションで
  • コピーしたWebhook URLをペースト
  • 「Add」をクリック
  • 「Save URLs」をクリック

Webhook URLの設定のイメージ

Webhook URLの設定のイメージ

2-3. 権限(Scopes)の設定

Slack APIのOAuth & Permissionsページの「Scopes」セクションで、以下の権限をすべて追加します。

Bot Token Scopesに追加する権限

  • app_mentions:read – メンションの検知
  • channels:read – チャンネル情報の読み取り
  • chat:write – メッセージの送信
  • files:read – ファイルの読み取り
  • files:write – ファイルの書き込み
  • groups:read – プライベートチャンネルの読み取り
  • im:read – ダイレクトメッセージの読み取り
  • mpim:read – グループDMの読み取り
  • reactions:read – リアクションの読み取り
  • reactions:write – リアクションの追加
  • usergroups:read – ユーザーグループの読み取り
  • usergroups:write – ユーザーグループの編集
  • users.profile:read – ユーザープロフィールの読み取り
  • users:read – ユーザー情報の読み取り

Bot Token Scopesへの権限追加のイメージ

2-4. Slackワークスペースへのインストール

  1. OAuth & Permissionsページの「OAuth Tokens」セクションで「Install to (Slackのワークスペース名)」をクリック

Slackワークスペースへのインストールのイメージ

  1. 権限のリクエスト画面で「許可する」をクリック

権限のリクエスト画面で許可するのクリックを指示するイメージ

  1. インストール完了後、Slackのワークスペースに「n8n-app」が追加されたことを確認

n8n-appの追加確認のイメージ

  1. Slack APIのOAuth & Permissionsページに「Bot User OAuth Token」をコピー

Bot User OAuth Tokenコピーのイメージ

2-5. n8nとSlackの接続

  1. n8nのSlack Trigger設定に戻る
  2. 「Credential to connect with」で「Create new credential」を選択

n8nとSlackの接続のイメージ

  1. 「Access Token」欄にBot User OAuth Tokenをペーストし、「Save」をクリック

Saveクリックを指示するイメージ

  1. 「Channel to Watch」で「From list」を選択し、AI秘書を配置するチャンネルを選択

AI秘書を配置するチャンネルの選択を指示するイメージ

2-6. Event Subscriptionsの設定

  1. Slack APIに戻り、左メニューから「Event Subscriptions」をクリック

 Event Subscriptionsの設定のイメージ

  1. 「Enable Events」をONにする

Enable EventsのONを指示するイメージ

  1. 「Request URL」にSlack TriggerのWebhook URLをペースト
  2. 「Subscribe to bot events」で「app_mention」を追加

app_mention追加を指示するイメージ

2-7. 接続テストの実施

  1. n8nのSlack Trigger設定で「Execute step」をクリック

接続テストの実施のイメージ

  1. Slack APIのEvent Subscriptionsに戻り、Request URLの「Retry」をクリック

Retryクリックを指示するイメージ

  1. 「Verified(接続確認済み)」と表示されることを確認したら「Save Changes」をクリック

Save Changesのクリックを指示するイメージ

Request URLがVerifiedになれば接続成功です

  1. Slackワークスペースのチャンネルに移動
  2. AI秘書(作成したSlack App)をメンションしてチャンネルに招待(チャンネルに参加させる)

AI秘書をメンションしてチャンネルへの招待を指示するイメージ

STEP3|Edit Fieldsノードを使ったメッセージデータの整形と処理

Edit Fieldsノードは、Slackから受け取ったメッセージデータを、AIエージェントが処理しやすい形に整える役割を果たします。

3-1. メッセージデータの取得テスト

  1. n8nのSlack Triggerで「Execute step」をクリック
  2. Slackのチャンネルで、AI秘書をメンションしてテストメッセージを送信
    例:@n8napp こんにちは
  3. n8nのSlack Triggerに戻り、メッセージ情報が取得できていることを確認

メッセージデータの取得テストのイメージ

Slackからのメッセージデータが正しく取得できているか確認

3-2. データフィールドの設定

  1. n8nのEdit Fieldsの設定画面を開く
  2. 前段のSlack Triggerからの入力データから「text」フィールドを探す
  3. 「text」を「Fields to Set」の入力欄にドラッグアンドドロップ

 データフィールドの設定のイメージ

  1. 「Execute step」をクリックし、Outputに「text」フィールドが出力されていることを確認

Outputに「text」フィールドが出力されていることの確認を指示するイメージ

STEP4|AI Agentのプロンプト設定とGemini API連携・ツールの学習

AI Agentは、システムの頭脳となる部分です。ここでは、AIに適切な指示(プロンプト)を与え、各ツールとの連携を設定します。

4-1. プロンプトの設定

  1. n8nのAI Agentの設定画面を開く
  2. 「Source for Prompt」で「Define below」を選択
  3. 「Prompt」欄に以下のプロンプトを入力。

“`

あなたは優秀なAI秘書です。ユーザーからの指示を理解し、以下のツールを使って適切に対応してください。

## 利用可能なツール

  • Gmail: メールの送信、重要な連絡の転送
  • Googleカレンダー: 予定の登録、スケジュール確認、リマインダー設定

## 処理ルール

1. 日時の指定がある場合は、Googleカレンダーに予定を登録

2. メール送信の依頼がある場合は、Gmailで送信

3. 不明確な指示の場合は、確認のメッセージを返す

4. 処理完了後は、実行内容を簡潔に報告する

## ユーザー入力

“`

  1. プロンプトの最後にある「ユーザー入力」の部分に、Edit Fieldsの「text」フィールドをドラッグアンドドロップ

プロンプトの設定のイメージ

4-2. AIモデル(Gemini)の設定

  1. n8nのGoogle Gemini Chat Modelの設定画面を開く
  2. 「Credential to connect with」で「Create new credential」を選択

AIモデル(Gemini)の設定のイメージ

  1. 以下の情報を入力
  • Endpoint URL:[https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/models/]
  • API Key:事前に準備したGemini APIキー
  1. 「Save」をクリック

Saveのクリックを指示するイメージ

  1. 「Model」で使用する生成AIモデルを選択

Modelで使用する生成AIモデルの選択を指示するイメージ

4-3. Gmail Toolの設定

  1. n8nのGmail Tool(Send a message in Gmail)の設定画面を開く
  2. 「Credential to connect with」で「Create new credential」を選択

Gmail Toolの設定のイメージ

  1. 「Sign in with Google」をクリックしてGoogleアカウントと連携し、「Save」をクリック

Saveのクリックを指示するイメージ

  1. Gmail Tool(Send a message in Gmail)のパラメータに戻るので、以下の項目を設定する。今回の設定はToをアドレスで指定し、SubjectとMessageを自動生成。

設定項目

設定内容

備考

To

「手動で設定」or「AI自動生成」

入力欄右の✨マークをクリックすることで、AI Agentに自動生成させることが可能

Subject

「手動で設定」or「AI自動生成」

入力欄右の✨マークをクリックすることで、AI Agentに自動生成させることが可能

Message

「手動で設定」or「AI自動生成」

入力欄右の✨マークをクリックすることで、AI Agentに自動生成させることが可能

Options

HTML形式を選択

必要に応じて設定

SubjectとMessageをの自動生成のイメージ

4-4. Google Calendar Toolの設定

  1. n8nのGoogle Calendar Tool(Create an event in)の設定画面を開く
  2. 「Credential to connect with」で「Create new credential」を選択

Google Calendar Toolの設定のイメージ

  1. 「Sign in with Google」をクリックしてGoogleアカウントと連携し、「Save」をクリック

Google Calendar Toolの設定のイメージ

  1. 以下の画像と同じように各項目を設定

各項目の設定のイメージ

※ノード名が自動的に「Get many events in Google Calendar」に変わります。

4-5. AI Agentの動作テスト

  1. n8nのAI Agentの設定画面に戻る
  2. 「Execute step」をクリック

AI Agentの動作テストのイメージ

  1. Output欄に処理結果が表示されることを確認

Output欄に処理結果が表示されることの確認を指示するイメージ

STEP5|AI秘書の処理結果をSlackに自動応答する設定

最後に、AI秘書の処理結果をSlackに応答する設定を行います。

5-1. Slack送信ノードの設定

  1. n8nのSlack(Send a message)の設定画面を開く
  2. 以下の画像の通り設定を行い、「Execute step」をクリック

Slack送信ノードの設定のイメージ

  1. OUTPUT欄にitemが出力されていることを確認

5-2. Slackでの表示確認

  1. Slackワークスペースのチャンネルに移動
  2. AI秘書からメッセージが返信されていることを確認

Slackでの表示確認のイメージ

AI秘書からの応答メッセージが表示されます

STEP6|n8nワークフローの総合動作確認とエラー検証

すべての設定が完了したら、実際にシステムが正しく動作するか確認します。

6-1. n8nワークフローテストの実施

テストメッセージを送信して、動作を確認しましょう。

6-2. n8nワークフロー動作確認のチェックポイント

  • Slackでメンションすると、n8nのワークフローが起動する
  • AI秘書からSlackに応答メッセージが返ってくる
  • Gmailでメールが正しく送信される
  • Googleカレンダーに予定が登録される
  • エラーが発生した場合、適切なエラーメッセージが表示される

n8nワークフロー動作確認のチェックポイントのイメージ

正常に動作した場合の実行結果画面

正常に動作した場合の実行結果画面のイメージ

正常に動作し、自動送信されたメール

【第3章】n8n AI秘書システム構築時によくあるトラブルシューティングと応用アイデア

システム構築時によく発生する問題と、その解決方法をまとめました。

また、基本システムをさらに発展させるアイデアも紹介します。

3-1. Slack/n8n/Gmail連携で発生するよくあるエラーと具体的な解決方法

構築時に遭遇しやすい問題と、その対処法を表にまとめました。

エラー内容

原因

解決方法

Slackトリガーが反応しない

ボットがチャンネルに参加していない

チャンネルにボットを招待し、メンバーとして追加

「Verified」にならない

Webhook URLの設定ミス

URLを再度コピー&ペーストし、Retryを実行

Gmailが送信できない

OAuth認証の不備

Google OAuth 2.0認証を再設定

カレンダー登録が失敗

カレンダーIDの誤り

正しいカレンダーIDを確認

AIの応答が不自然

プロンプトの記述不足

より具体的な指示をプロンプトに追加

処理が途中で止まる

ノード間の接続ミス

ワークフローの接続線を確認し、再接続

トラブルシューティングのコツ

  1. エラーログの確認:n8nの実行ログで詳細なエラー内容を確認
  2. 段階的なテスト:各ノードを個別に「Execute step」で実行し、問題箇所を特定
  3. 権限の再確認:Slack、Gmail、Googleカレンダーの各権限設定を見直す

3-2. n8n AI秘書をさらに業務効率化するカスタマイズアイデア集

基本システムをベースに、以下のような拡張が可能です。

業務効率化のカスタマイズ

  1. 定期レポートの自動生成
  • 毎週金曜日に1週間の活動サマリーを自動作成
  • Googleスプレッドシートと連携してデータを集計
  1. タスク管理機能の追加
  • Notionやトレロと連携し、タスクを自動登録
  • 期限が近いタスクを毎朝Slackに通知
  1. 会議議事録の自動化
  • 会議終了後、参加者に議事録テンプレートを自動送信
  • 次回のアクションアイテムをタスク管理ツールに登録

AIの能力向上

  1. コンテキスト理解の強化

“`

プロンプト例:

過去の会話履歴を参照し、文脈を理解して応答してください。

曖昧な指示の場合は、過去の類似パターンから推測してください。

“`

  1. 多言語対応

“`

プロンプト例:

日本語と英語の両方に対応し、入力言語に合わせて返信してください。

“`

他ツールとの連携拡張

  • Microsoft Teams: Slackの代わりにTeamsを使用
  • Zoom: 会議URLの自動生成と参加者への通知
  • Dropbox/Google Drive: 関連ファイルの自動共有

おわりに|AI秘書システム導入で実現する業務効率化と次のステップ

お疲れ様でした。

本記事では、n8nを使用してSlack・Gmail・Googleカレンダーを連携させた「AI秘書システム」の構築方法を詳しく解説しました。

導入効果の振り返り

このシステムを導入することで、以下の効果が期待できます。

  • 時間の節約:手動作業を自動化し、日常業務の効率を向上
  • ミスの削減:人為的な入力ミスや見落としを防止
  • チーム生産性の向上:情報共有がスムーズになり、コラボレーションが活性化
  • ストレスの軽減:ルーティン作業から解放され、創造的な業務に集中可能

次のステップへ

基本システムの構築に成功したら、以下のステップに挑戦してみてください:

  1. 運用の最適化
  • 実際の業務で1週間運用し、改善点を洗い出す
  • よく使うコマンドをテンプレート化
  1. 機能の拡張
  • 他のツールとの連携を追加
  • より高度なAI処理を実装
  1. チーム展開
  • 他のチームメンバーにも展開
  • 使い方マニュアルの作成と共有

コミュニティとサポート

  • n8nコミュニティ:community.n8n.ioで質問や情報交換
  • 公式ドキュメント:docs.n8n.ioで詳細な技術情報
  • テンプレート共有:作成したワークフローを他のユーザーと共有可能

会議予定を効率的に管理したい」「Slackやメールを見逃したくない」という課題を抱えている方は、ぜひ今回の手順を参考に、あなただけのAI秘書システムを構築してみてください。

自動化の第一歩を踏み出したあなたの業務が、より効率的で創造的なものになることを願っています。

本記事が皆様の業務効率化のお役に立てれば幸いです。

今後は、AIやクラウド技術を活用した革新的な方法で業務を効率化し、業績を向上させる企業が生き残るでしょう。

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