n8nとChatGPTで実現!WordPress記事自動生成術

n8nとChatGPTを活用し、WordPress記事の生成プロセスを自動化するワークフローを解説。SEO最適化されたコンテンツのリサーチ、執筆、自動投稿までを効率化し、記事作成の時間と労力を削減する方法を紹介します。

Webサイトの成長には高品質なコンテンツの継続的な発信が不可欠ですが、その作成は多くの担当者にとって大きな負担となっています。リサーチから執筆、投稿までの一連の作業には膨大な時間と労力がかかり、限られたリソースで質を維持するのは容易ではありません。

「もっと効率的に、SEOに強い記事を作成したい」

こうした課題を解決するのが、ローコード自動化プラットフォーム「n8n」と「ChatGPT」の組み合わせです。

この記事では、AIがリサーチから記事生成、WordPressへの投稿までを一貫して自動化するn8nワークフローを紹介します。この仕組みを活用し、記事作成の時間を削減して、より戦略的な業務に集中しましょう。

今回紹介するn8nワークフローテンプレート

使用するワークフロー:🔍🛠️Generate SEO-Optimized WordPress Content with AI Powered Perplexity Research

このテンプレートは、最新情報の検索に優れた「Perplexity AI」を活用したリサーチ能力と、SEOに特化したコンテンツ生成機能を融合させ、WordPressへの自動投稿までをシームレスに実現します。

特に、AIコンサルタント、コンテンツマーケター、ブログ運営者など、高品質なコンテンツを効率的に量産したい方に適切です。

ワークフローの全体像と各ステップの詳細解説

このn8nワークフローは、記事のテーマ入力からWordPressへの投稿、そして通知までを網羅する、以下の6つの主要なパートで構成されています。

ステップ1:テーマの受け付けとリサーチの開始

ステップ2:AIによるリサーチ内容の整形と記事執筆

ステップ3:タイトル・スラッグ・メタ情報の生成

ステップ4:記事本文のHTML化と整形準備

ステップ5:WordPressへの自動下書き投稿

ステップ6:画像のセットアップとTelegram通知

それぞれのパートの目的と、利用されているノード(機能ブロック)を詳しく解説します。

ワークフロー構造

このワークフローは、まずユーザーが入力した記事のテーマを受け取ります。次に、Perplexity AIがそのテーマに対して情報収集を行い、収集されたデータを基に、ChatGPTがSEOに最適化されたブログ記事を作成します。

生成された記事は適切なHTML形式に変換され、WordPressに下書きとして自動的に投稿され、最後に作業完了の通知が行われるという流れです。

ステップ1:テーマの受け付けとリサーチの開始

この最初のパートでは、ユーザーから記事テーマを受け取り、AIによる情報収集を自動で開始します。

On Form Submission(フォームでテーマ受付):

ワークフローを開始するトリガーとして機能し、ユーザーが入力する記事のテーマやキーワードを受け取ります。このノードはn8nによって生成されるWebフォームを通じてデータを収集し、入力された情報がワークフローの次の段階へ渡されます。

特に設定は不要ですが、フォームの入力項目をカスタマイズすることが可能です。

Perplexity Research(AIで情報収集):

前のステップで受け取ったテーマに基づき、AIがインターネット上から新しく、信頼性の高い情報を網羅的にリサーチします。

Perplexity AIは、与えられたクエリに対して多角的な情報源からデータを抽出し、要約する能力に優れています。「On Form Submission」ノードから渡された記事テーマを使って、記事執筆に必要な背景情報、統計データ、事実などを効率的に収集するよう設定します。

このノードを使用するには、Perplexity AIのAPIキーを設定する必要があります。

Cleanup Links(引用リンク整形・情報整理):

Perplexity AIが収集した情報に含まれる引用元のリンクデータを整理し、後続のAIによる記事生成に適した形式に加工します。

Perplexity Researchノードの出力には、情報源への引用リンクが含まれており、このノードはそれらのリンク情報を抽出し、不要な部分を削除したり、記事内で利用しやすい形に整形したりする処理を行います。

ステップ2:AIによるリサーチ内容の整形と記事執筆

収集した情報をもとに、AIがSEOに最適化されたブログ記事の初稿を生成する段階です。

Copywriter AI Agent(SEOガイドラインに則ったブログ記事生成):

収集・整理された情報を基に、SEOガイドラインに沿ったブログ記事の草案をAIが生成します。このノードはOpenAIのモデルを活用し、前のステップで準備された情報から記事本文を作成します。このノードを使用するにはOpenAIのAPIキー設定が必要です。

ステップ3:タイトル・スラッグ・メタ情報の生成

SEO対策と読者のエンゲージメントを高めるためのタイトル、スラッグ、メタディスクリプションをAIが自動で生成します。

OpenAI Chat Model:

記事本文とは別に、検索エンジンでの視認性を高めるための記事タイトル、WordPressで利用するスラッグ(URLの一部)、そして検索結果に表示されるメタディスクリプションをAIに生成させます。

ここでもOpenAIのChatGPTモデルを利用し、生成された記事の内容とテーマに基づき、魅力的なタイトル、URLに適したスラッグ、検索エンジンのスニペット表示を意識した要約的なメタディスクリプションを作成するようプロンプトを設定します。このノードを使用するにはOpenAIのAPIキー設定が必要です。

Structured Output Parser(AI出力を安全にパースしJSON形式で整える):

AIが生成したタイトル、スラッグ、メタディスクリプションなどのテキスト情報を、WordPressでの利用に適したJSON形式に構造化して整理します。

AIの出力は自由なテキスト形式であるため、このノードを用いて、特定の情報(例:title、 slug、meta)を正確に抽出し、JSONオブジェクトとして整形します。主に、出力されるテキストの正規表現やJSONスキーマを設定してパースを行います。

ステップ4:記事本文のHTML化と整形準備

生成された記事コンテンツをWordPress用に整形したHTML形式に変換し、投稿に向けた最終準備を行います。

Create HTML(目次・FAQ対応HTMLを生成):

生成された記事本文のテキストを、WordPressで適切に表示されるHTML形式に変換します。目次やFAQセクションなど、ユーザーエクスペリエンスを高める要素も自動で組み込まれます。

このノードでは、Markdown形式などで生成された記事本文をHTMLタグに変換する処理を行い、WordPressのテーマやプラグインとの互換性を考慮し、H2/H3見出しから自動的に目次を生成したり、FAQセクションを適切なHTML構造で記述したりする設定が可能です。

主にテンプレートやスクリプトを用いてHTML構造を定義します。このノードを使用するにはOpenAIのAPIキー設定が必要です。

ステップ5:WordPressへの自動下書き投稿

完成した記事をWordPressに自動的に下書きとして投稿し、レビューと公開のための準備を整えます。

Combine Blog Details(生成済みの内容を統合):

これまでのステップで個別に生成された記事タイトル、スラッグ、本文(HTML形式)、メタディスクリプションなど、WordPressへの投稿に必要な全ての情報を1つにまとめます。

WordPressへの投稿時に必要な情報(タイトル、コンテンツ、スラッグ、メタ情報、投稿ステータス(下書き)、カテゴリ、タグなど)を単一のデータ構造に統合します。主にデータマッピング(Expressions)を利用して各データを結合します。

Cleanup HTML(余分なタグを削除):

WordPressへの投稿に先立ち、生成されたHTMLコード内の不要なタグや属性を削除し、WordPressの標準的な投稿規則に合わせたクリーンな状態に整形します。

AIが生成するHTMLには、時として不要なタグや属性が含まれることがあります。このノードでは、特定のHTML要素を削除したり、WordPressが推奨するマークアップ形式に修正したりする処理を行います。フィルタリングルールや正規表現を用いて不要な要素を削除する設定が可能です。

WordPress(記事を下書きとして投稿):

最終的に整形された記事データをWordPressサイトに自動で下書きとして投稿します。WordPress REST APIを利用して、前のノードで統合された記事情報をWordPressの指定されたURLへ送信します。

このノードを使用するには、WordPressサイトの認証情報(アプリケーションパスワードなど)と投稿先のURLを事前に設定し、statusパラメータを「draft(下書き)」に設定する必要があります。

ステップ6:画像のセットアップとTelegram通知

記事にアイキャッチ画像を自動で設定し、ワークフローが正常に完了したことを関係者にリアルタイムで通知します。

Set Image URL / GET Image / Upload Image to WordPress / Set Image on WordPress Post(アイキャッチ画像設定):

記事に魅力的なアイキャッチ画像を自動で設定する一連のプロセスです。「Set Image URL」ノードで、記事のアイキャッチとして使用する画像のURLを指定します。

次に「GET Image」ノードでその画像をダウンロードし、「Upload Image to WordPress」でWordPressのメディアライブラリにアップロードします。

最後に「Set Image on WordPress Post」ノードで、先に投稿された記事にこのアップロードされた画像をアイキャッチとして関連付け、設定を完了させます。ノードを使用するにはWordPressサイトの認証情報設定が必要です。

Send Success Message to Telegram(完了通知):

記事の自動生成とWordPressへの投稿が完了したことを、Telegramを通じて運用担当者へリアルタイムで通知します。ワークフローの最終段階として、処理が成功したことを示すメッセージをTelegramボット経由で、指定されたチャットIDに送信します。

TelegramのAPIトークンとチャットIDの事前設定が必要です。Telegram以外の通知ツールにも変更・拡張が可能です。

まとめ|n8nとChatGPTで、コンテンツ作成を自動化しよう

今回紹介したn8nワークフローは、コンテンツ作成の「リサーチ、執筆、WordPressへの投稿」という一連のプロセスを効率化します。

これにより、コンテンツ作成にかかる時間とコストが削減され、より戦略的で創造的な業務にリソースを集中できるようになります。「記事作成の負担を減らし、本来の業務に集中したい」「安定して高品質なSEO記事を継続的に発信したい」と考えるならば、このn8nワークフローを導入することを検討してみてください。

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