Notionの情報一元管理を自動化!方法や活用術を解説
全般
Googleフォームの自動化でLINE通知を実現する方法を解説します。n8nを活用し、Google Sheetsと連携させて、リアルタイムでLINEに通知が届く仕組みを構築しましょう。Googleフォームによる管理を効率化したい方はぜひ参考にしてください。
Googleフォームの自動化を活用して、LINE通知を送ることで、業務の効率化を図ることができます。特に、Googleフォームで得た回答をリアルタイムでLINEに通知することで、情報の迅速な受け取りが可能です。
この自動化フローを構築するには、n8nなどのノーコードツールを使用すれば、専門的な知識がなくても簡単に実現できます。さらに、Google Cloud Consoleでの設定やLINE公式アカウントの準備、API設定を行うことで、スムーズな連携を実現できるでしょう。
今回の記事では、Googleフォームの自動化からLINE通知の設定まで、具体的な手順をステップごとに解説します。業務効率化を進めるために、ぜひ自動化フローを活用して、時間や手間を削減する方法を学んでいきましょう。
n8nを活用したGoogleフォーム自動化の完成イメージは以下のとおりです。

具体的な工程は以下のとおりです。
完成した工程 | 詳細 |
|---|---|
ユーザーがGoogleフォームに回答を入力 | 顧客や社員がフォームに必要事項(名前・メールアドレス・問い合わせ内容など)を送信する |
回答が自動的にGoogleスプレッドシートに反映 | フォームに入力された内容はリアルタイムでシートに新しい行として追加され、データが一元管理される |
n8nがシートの更新をトリガーとして検知 | 「On row added」トリガーが作動し、新しい回答が追加された瞬間にn8nのワークフローが起動する |
LINE通知用のメッセージを生成 | n8nはシートから取得した回答内容をもとに、LINE通知に適したメッセージ(例:お名前・問い合わせ内容など)を自動整形する |
LINEのMessaging APIを経由して通知を送信 | n8nの「HTTP Request」ノードがMessaging APIと連携し、担当者のLINE公式アカウントへメッセージを送信する |
担当者がLINEで即座に回答内容を確認 | 通知が届いた担当者は、その場で回答内容を確認でき、必要に応じてすぐに対応に移れる |
上記のように、最終的な完成形のイメージは「Googleフォーム入力=LINE通知完了」というシンプルかつ効率的な流れです。

Googleフォームを使用すると、簡単にアンケートやフォームを作成して、必要な情報を収集することができます。自動化を行う前に、まずフォームを作成し、回答を効率的に集めることが必要です。Googleフォームの作成からデータ収集まで、初めての方でもわかりやすい手順で解説します。
ここでは、どのようにフォームを準備し、必要な項目を追加するか、そして自動化に向けての準備がどのように進むかを順を追って見ていきましょう
Googleフォームは少ない工程で作成可能です。まずGoogleアカウントにログインし、Googleフォームにアクセスします。以下のとおり、【新しいフォームを作成】から「空白のフォーム」ボタンをクリックすると、まっさらなフォームが表示されます。

このフォームには、必要な質問を入力しましょう。質問の種類には、テキスト形式、選択肢、チェックボックスなど、さまざまなオプションがあります。

フォームには必須項目や選択式など、回答者が簡単に答えられるように設定できるため、情報収集が効率的に行えます。
なお、各項目は右下の「必須」をONにすることで入力漏れを防止可能です。

Googleフォームで設問を作成する際は、収集したい情報に応じて質問の内容を具体的に設定しておくのがポイントです。
例えば、「お名前」や「メールアドレス」などの基本情報に加えて、「今後の利用希望サービス」や「追加機能の要望」など、より詳細な情報を得るための設問を加えることができます。選択肢形式の質問を使って回答を制限し、集計しやすくすることも有効です。また、記述式で自由に回答してもらう項目も作成でき、具体的な意見を集めることが可能です。設問内容を工夫し、収集するデータの整理が、後の自動化に役立ちます。
Googleフォームで得た回答を効率よく管理するためには、スプレッドシートと連携させることが効果的です。これにより、フォームで入力された情報がリアルタイムでスプレッドシートに反映され、データ管理が簡単に行えます。スプレッドシートを使うことで、回答内容を一元管理でき、後でフィルタリングや集計を行う際にも便利です。
また、スプレッドシート内で追加の計算やグラフ化もでき、より効果的にデータを活用できます。
Googleフォームでは、フォームの回答を自動的にGoogleスプレッドシートに記録可能です。これを設定するには、フォームの「回答」タブから「スプレッドシートにリンク」を選択します。

その後、新しいスプレッドシートを作成するか、既存のシートとリンクさせるか選ぶことができます。この設定を行うと、フォームに入力された回答がリアルタイムでスプレッドシートに反映され、即座に情報を更新可能です。
出力例としては以下のようになります。
スプレッドシートでは、回答内容が行ごとに整理され、後で詳細な分析や集計が簡単にできます。
さらに、フィルタ機能やピボットテーブルを使って、データを視覚的に整理することも可能です。
既存のGoogleスプレッドシートとGoogleフォームを連携させることで、すでに収集しているデータと新たに得られる情報を一元的に管理することができるのがメリットです。この連携を行うには、フォーム作成後、スプレッドシートの「回答」タブから「スプレッドシートにリンク」を選び、既存のスプレッドシートを指定します。

これにより、フォームのデータが新たに追加された行に記録され、既存のデータと一緒に整理されます。既存のシートを使用することで、データの整合性を保ちながら、フォームの更新が可能です。
n8nはノーコードで使える自動化ツールで、複雑なプログラミングの知識がなくても、さまざまなサービスを連携させて自動化プロセスを作成できます。このツールを使えば、Googleフォームのデータをもとに、LINEで通知を送るなどのフローを簡単に作成可能です。
n8nを使ったプロジェクト作成の手順を説明します。これにより、手動で行っていた作業を自動化し、時間を節約できるでしょう。
n8nは、さまざまなWebサービスやアプリケーションを簡単に連携させることができるオープンソースの自動化ツールです。ノーコードで使用できるため、プログラムの知識がなくても自動化ワークフローを作成できます。

n8nは、Google SheetsやLINEなど、さまざまなサービスとの接続が可能で、これらを組み合わせて高度な自動化を実現可能です。例えば、Googleフォームで入力されたデータがGoogle Sheetsに保存されたタイミングで、LINEに通知を送るフローを作成できます。
n8nで自動化プロジェクトを作成するには、まずn8nにサインインし、新しいプロジェクトを作成します。プロジェクトが作成できたら、「Google Sheets」ノードを追加し、「On row added」をトリガーとして設定しましょう。

このトリガーは、Googleフォームの回答がスプレッドシートに追加されるたびに実行されるように設定します。

その後、LINE通知を送るために「HTTP Request」ノードを追加します。

LINEのMessaging APIを使って、フォームの回答をLINEに通知する設定を行います。
これにより、Googleフォームの回答が追加されるたびにLINEで通知を受け取ることが可能です。


Google Cloud Consoleでの設定を行うことで、n8nとGoogleサービスの連携が可能になります。これには、Google Sheets APIとGoogle Drive APIを有効化し、OAuth認証の準備をする必要があります。具体的には以下のような順序で設定していきましょう。
このセクションでは、Google Cloud Consoleでの設定手順について、詳しく見ていきましょう。
Google Cloud Consoleにアクセスするには、まずGoogleアカウントでログインする必要があります。ログイン後、Google Cloud Consoleのダッシュボードに移動し、プロジェクトを作成します。
新規プロジェクトを作成するには、右上の「プロジェクトを選択」から「新しいプロジェクト」を選択し、プロジェクト名を入力しましょう。

その後、プロジェクトのダッシュボードが表示されます。ここから、Google Sheets APIやGoogle Drive APIを有効化する準備を進めます。
APIの有効化には、Google Cloud Consoleの左側メニューから「APIとサービス」>「ライブラリ」を選択しましょう。

次に、「Google Sheets API」と「Google Drive API」を検索し、それぞれを有効にします。

これにより、n8nがGoogle SheetsやGoogle Driveと連携して自動化フローを作成可能です。
Google Cloud ConsoleでAPIを有効化した後、次に「OAuth同意画面」の設定を行います。OAuth認証を使用する場合、アプリケーションがユーザーのデータにアクセスするために同意を得ましょう。OAuth同意画面で、アプリケーションの名前やサポート用のメールアドレスを入力し、適切な設定を行います。
同意のステップは以下のとおりです。




ユーザーがアプリケーションにアクセスする際に表示される同意画面をカスタマイズ可能です。これにより、n8nがGoogleサービスと連携するために必要なアクセス許可を得ることができます。
n8nでGoogle SheetsやGoogle Driveと連携するためには、OAuth認証の設定が必要です。このセクションでは、n8nでのGoogle OAuth認証の設定手順を見ていきましょう。OAuth認証を設定することで、n8nからGoogleサービスにアクセスできるようになります。
これにより、Googleフォームの回答がリアルタイムでn8nに取り込まれ、通知をLINEで送信するなどの自動化が可能です。
OAuth認証は、外部アプリケーションがGoogleサービスに安全にアクセスできるようにするための仕組みです。n8nとGoogle SheetsやGoogle Driveを連携させるためには、Googleの認証を通じてアクセス許可を得る必要があります。OAuth認証により、n8nがGoogleのデータを操作できるようになり、Google Sheetsに保存されたデータをリアルタイムで取得したり、更新したりすることが可能になります。
n8nでOAuth認証を設定するには、以下のような手順で進めていきましょう。



「緑のチェック」が出れば認証は完了です。ここで設定が誤っていると、フロー実行時にエラーが出るため、必ず確認しましょう。
LINE通知を送るためには、LINE公式アカウントを作成し、Messaging APIを設定する必要があります。このセクションでは、LINE公式アカウントの作成方法と、Messaging APIの設定方法について説明します。LINE通知を実現するための手順を見ていきましょう。これにより、Googleフォームの回答をリアルタイムでLINEに送信できるようになります。LINE通知は、迅速な情報伝達に役立ち、業務をより効率的に進めるために有効なツールとなります。
LINE公式アカウントを作成するには、まずLINE Developersにアクセスし、LINEアカウントでログインしましょう。

出典:LINEヤフー Business ID|LINEヤフー株式会社
その後、ダッシュボードから「プロバイダーの作成」を選択し、必要な情報を入力して新しいプロバイダーを作成します。
プロバイダー名やアカウント名を決定し、公式アカウントを作成しましょう。アカウントが作成できたら、管理画面にアクセスし、「Messaging API」を選択します。
LINE公式アカウントを作成した後、「Messaging API」を設定しましょう。LINE Developersコンソールから「Messaging API」を選択し、設定画面に進みます。ここで、チャネルアクセストークンを発行可能です。このアクセストークンは、n8nからLINEに通知を送信する際に使用します。アクセストークンをコピーし、n8n内でHTTPリクエストノードの設定に使用します。
n8nを使用して、Google SheetsのデータをトリガーにしてLINEに通知を送るフローを構築する方法について見ていきましょう。
このフローを構築すれば、Googleフォームで得られたデータが追加されるたびに自動でLINE通知を送ることが可能となり、リアルタイムで対応できます。n8nはノーコードツールなので、専門的な知識がなくても自動化できるでしょう。
n8nでGoogle Sheetsからデータを引き出すためには、「Google Sheets」ノードを使用しましょう。まず、n8nで新しいプロジェクトを作成し、「Google Sheets」ノードを追加します。

その後、「On row added」というトリガーを設定し、スプレッドシートに新しい行が追加されるたびにフローが実行されるようにします。このトリガーを使うことで、Googleフォームに新しい回答が入力されるたびに自動的に処理を実行可能です。
設定が完了したら、テスト用のダミーデータを入力し、トリガーが正しく作動することを確認しましょう。
LINE通知を送るために「HTTP Request」ノードを設定します。n8nのインターフェースで「HTTP Request」ノードを追加し、設定画面に進みましょう。ここでは、LINEのMessaging APIを使用してメッセージを送信します。
HTTPリクエストのURLには、LINEのAPIエンドポイントを指定し、認証には事前に取得したチャネルアクセストークンを使用します。リクエストヘッダーには、アクセストークンを「Bearer」形式で設定しましょう。
設定した自動化フローが正しく動作するか確認するために、LINE通知のテストを行います。このセクションでは、実際にGoogleフォームに回答を入力して、LINE通知が届くかをテストする手順と、問題が発生した場合のトラブルシューティング方法を紹介します。テストを行うことで、実際の運用時にエラーを避け、スムーズなフローを実現可能です。
万が一、通知が届かない場合の原因とその解決方法についても詳しく説明し、実際の運用に備えます。
テストを行うには、まずGoogleフォームに回答を入力し、その結果がGoogle Sheetsに追加されることを確認します。次に、n8nで作成したフローが正しく作動するか確認しましょう。「Google Sheets」ノードで設定した「On row added」トリガーが作動し、新しい行が追加された際に「HTTP Request」ノードが実行されるかを確認します。
その後、LINEに通知が届くかを確認します。もし通知が届かない場合は、APIのエンドポイントやアクセストークンの設定に誤りがないかをチェックしましょう。
LINE通知が届かない場合、まずはn8nのログを確認してエラーメッセージを確認します。よくある問題としては、APIキーの設定ミスや、トリガーの設定が適切でない場合があります。APIの認証がうまくいかない場合は、アクセストークンを再取得するか、OAuth認証設定を見直すことが必要です。
また、Google Sheetsとn8nの接続が正しく設定されていない場合もあるので、その場合はn8nでGoogle Sheetsノードの設定を再確認し、必要に応じて再接続します。
自動化が正しく構築、完成しているかを確認するために、以下のチェックリストを用意しました。すべてクリアしていれば、実運用に移行できる状態です。
チェック項目 | 詳細 |
|---|---|
Googleフォームの作成 | 必要な質問項目(名前、メールアドレス、問い合わせ内容など)が入力できる状態になっている |
スプレッドシートへの反映 | フォーム送信後、回答がリアルタイムでGoogleスプレッドシートに新しい行として追加されている |
n8nのトリガー設定 | 「Google Sheets」ノードが正しく設定され、行追加を検知するとフローが自動的に起動する |
LINE通知のマッピング | 回答内容・宛先・メッセージ本文がHTTP Requestノードに正しく設定され、通知用のデータが整っている |
LINE公式アカウント連携 | LINE公式アカウントとMessaging APIの認証が完了しており、通知を送信できる状態になっている |
テスト通知の確認 | テスト回答を送信し、LINE通知が想定通りに届くことを確認済みである |
エラー対応の準備 | n8nのログ確認や通知方法を整備し、エラー発生時に原因を把握できるようになっている |
n8nの設定後に「Test Workflow」を押下して、GoogleフォームからLINEへの通知が自動化できているかを確認しましょう。

Googleフォームの回答をLINEに通知する自動化フローを作成することで、業務の効率化を図ることができます。n8nを使うことで、フォームの回答が入力されるたびに自動的にLINEに通知を送信でき、重要な情報をリアルタイムでの受け取りが可能です。これにより、手動で確認する手間を省き、迅速な対応が可能になります。
また、LINEは多くの人が利用しているため、通知を受け取る側も手軽に確認でき、業務のスムーズな進行に役立ちます。今後、この自動化フローを他の業務にも応用できれば、さらなる効率化が期待できるでしょう。